かねしめ水産株式会社

基本情報

企業
かねしめ水産株式会社
米沢市中田町4790-1
齋藤 隆夫
齋藤 隆夫
渡部 秀一
0238-37-3235
takao@kaneshime.jp

詳細情報

産品やサービスの内容
商品名:糀物語(こうじものがたり)
    
* 糀物語の特徴 *
厳選された魚を職人が全て手切りし、米沢で作られた米糀、味噌、本醸造醤油でじっくりと味付けされています。
化学的添加物不使用で、全ての工程が手作りです。
魚種ごと身質、脂質、味が異なるので、それぞれに合う味付けをしています。
山あいの盆地米沢で育まれた「漬け魚」の食文化を大切に、地元の味付けで心を込めて作りました。



なぜ糀漬なのか?

米沢は、山間部(盆地)に位置し、古来から生鮮魚介類の流通が大変困難な歴史がありました。
貴重なタンパク源を人々の生活に活かすため、魚介類を塩漬や味噌などで漬け込む食文化が
受け継がれてきました。私たちは魚介を取扱う会社として、この食文化を受け継いでいくべく
「糀物語」を開発しました。
「糀物語」は、米沢の老舗の花角味噌醸造の米糀と味噌、平山孫兵衛商店の本醸造の醤油を
使用し、素材に合ったブレンドをし、「米沢の味」として心を込めて全て手づくりで作っております。
糀には、漬け込むことで素材をやわらかくし、魚や肉に含まれるタンパク質を分解してアミノ酸に
変え、旨みを引き出します。
着色料、保存料などの化学添加物は一切加えておりません。
まろやかで香り高い味をお楽しみください。



挑戦していること
・米沢発の商品をつくる

私たちの会社は、水産物の卸売をしており、新鮮な魚介類を米沢の食卓へお届けする役割があり、地域の食生活には無くてはならない存在だと自負しております。
その魚介類は、当然海から運ばれてくるもので、「米沢産」はほぼありません。
海の無い米沢において魚介類は、乾燥、塩漬けをされ、保存食としての役割がありました。
私たちは、その食文化を受け継ぎ次代に繋いでいく為に、米沢の味噌、米糀、醤油、酒粕などを使用した「米沢産」の商品を作り続けています。

創造していること
・米沢鯉を使った商品開発

米沢は、約200年前の藩主上杉鷹山公の時代、財政難に苦しみ領地返上寸前の貧しい藩でありました。苦しい生活を強いられた領民のために鷹山は「鯉」の養殖を奨励し、海の無い米沢において貴重なタンパク源になり、多くの領民が救われました。
「米沢鯉」は、三年鯉(さんねんごい)と呼ばれています。厳しい雪国で歳月をかけて育てられ、清水にて洗われているため、鯉特有の臭みがありません。
鯉に多く含まれる良質なタンパク質は、滋養強壮、疲労回復、老化防止などに役立ち、産後の母乳の出が良くなると言い伝えられています。
上杉神社にある「鯉供養塔」には、弊社の名前も刻み込まれています。
先代からの思いを受け継ぎ、米沢が誇る「米沢鯉」を全国に広めていく一つの柱として、私たちは商品開発をしています。

具体的な品質向上への取組み
・社内検討会
 試作品を社内で試食し、見た目、風味、食感、味付けを多人数5~20人で評価
・外部評価
 米沢栄養大学にて官能検査の実施
・衛生管理
 コンサルタントに依頼し、継続的に衛生管理の徹底
 日々の清掃、整理整頓をエリアごとに責任者を決め、チェック表にて管理

発信者情報
http://www.kaneshime.jp
https://www.facebook.com/home.php



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