森に暮らす〜歴史ある里山からの(SDGsな)ライフスタイル

申請者情報

個人
里山ソムリエ
米沢市南原新町2859
黒田 三佳
黒田 三佳
黒田 三佳
080-6008-2859
mk@roselane.jp
FBページ 里山ソムリエは日々 MikaKurodaJAPAN
ホームページ http://satoyama.roselane.jp
ラジオ放送 FM NCVおきたまGO STEPS http://fm834.jp/proglam/steps/

AWARD申請内容

:認定!


:サービス

受賞を目指す産品やサービスの名称
森に暮らす〜歴史ある里山からの(SDGsな)ライフスタイル



森が続く暮らしの一年を24節気の写真と共に出版


申請する商品やサービス等の概要
米沢の里山で引き継がれてきた暮らしの魅力とそれを現代へ再導入し暮らすライフスタイルの提案
森に暮らす中でのさまざまなことづくりを行っています。
1、著作「森に暮らす」
2、インターネット youtube での発信 里山ソムリエ
3、講演 4、森からのリモート研修
5、里山ビジョンハウスでのおけいこ
6、森のようちえん研究会 7、森の塾 8、森のマーケット
9、かてもの研究と出版 10、森のコンサート、11、森に暮らすレシピ 12、ラジオパーソナリティとして発信 など


挑戦と創造のストーリー
縁もゆかりもない米沢の里山でたまたま移住した場所、そこは、かつて直江兼続公と共にやってきた武士が半士反応で暮らした集落でした。30件の町内には火縄銃や古文書のあるお宅もあり、人を介して、さまざまな文化や精神性、コミュニティのあり方が引き継がれています。移住し、空き家となった隣家も購入し、その一部を里山ビジョンハウスとして、農家や大学生とともに塾を運営し、マーケット、コンサートなどのコミュニティビジネスを行ってきました。さらに、奥に続く広大な平地林、荒れ果て足を踏み入れることもできず、途中には崩れかけた空き家もありました。そこで森1,100坪を自ら買い求め、草刈りとチェーンソーを背負い、開拓を始めました。森への入り口を作り、草を刈り道づけをし、そこにある花や木の名前を一つ一つ記録し冊子を作りました。子どもたちのための森のようちえんや森の学校、、幼児教育はじめさまざまな教育機関の先生方のリアルな研修の場としても活用しています。地域の長老から聞き調べると、その森は、直江兼続公が菜園を作っていたとされている地番とも重なりました。奥には、上杉鷹山公が鷹狩をしていたと言われている場所や、砲術隊が練習をしていた広場の跡も残っています。それを証明するかのように、上杉鷹山公の時代から引き継がれてきた屋敷森には、当時鷹山公が飢饉に備え領民に配った「かてもの」の書に登場する多くの植物が現存します。それを子どもたちと採集し、実食し、森のようちえん研究会で冊子やカードを発行しています。里山ソムリエの活動に触発され、町内でもさまざまな活動が始まっています。私自身も「森に暮らす」という本を出版し、第二刷の発行となりました。地元では受け継ぐことがお荷物と考えられた森や空き家、そこにある価値を再発掘再評価再導入し、新しいライフスタイルの中に取り入れることで、実際に訪れた方の中には移住をされた方もいます。また、ここで学んだ子どもたちや旅人たちが関わりを持ち続け、結果として米沢のファンクラブを結成しているケースもあります。里山ソムリエとしてこれからも出会った人に里山の魅力をさまざまに「森に暮らす」現場からリアルに伝えていきたいと思っています。


商品やサービス等の品質の高める工夫
「森に暮らす」里山の魅力を専門的にも実証するため、各分野(森林学、地域づくり、薬学、土木工学、農学など)の専門家を招き勉強会を行なっています。 また、幸運にも、日々地元の方と話を聞くことがインタビューであり、ここに暮らすこと自体がフィールドワークでもあります。現在は、学術的にも価値を証明しつつ、一般の方々、子どもたちにもわかりやすく、この場所の価値を伝えること、またそれを引きつきながら現代のライフスタイルへ導入することを日々挑戦しています。


商品やサービス等の独自性・価値
直江兼続公の時代から上杉鷹山公の時代を経て引き継がれている物質的、精神的なものが、人々が形成するコミュニテイにより残っているということ自体、奇跡的に感じています。
土木遺産でもある、用水路が家の中を通っていること、コミュニティでの決まりごと、料理のレシピや道具など。そのままでSDGsの項目にそう、エシカルなアイデアがたくさんあります。自然体でのパーマカルチャーのような屋敷畑、森を持つという暮らしの価値、そこから新しいビジネスが生まれる喜び、古きを新しいライフスタイルに取り入れ、デザインし、発信することで、多くのフォロワーや書籍の出版、ツアー開発などを果たしています。魅力はまさにここにあるものを大切に再発掘再評価デザインし再導入していることだと思います。


商品やサービス等に対する評価
「森に暮らす」5000部出版(第二刷)  森のようちえん(募集即日満員)
英語塾(現在生徒60名) コロナ前のマーケットでは1000人以上の方が来場、OPEN里山ソムリエとしてのオープン時には切れ目ない、人々がやってきます。
また工芸家、里山ソムリエせんべい、森のブーケの花瓶など、さまざまな方とのコラボ商品が生まれています。


情報発信の手段
SNSの活用 クチコミ これまでの友人知人、研修参加者、読者、ラジオ番組を聞いてくださっている方、同窓会、また、さまざまな国との関わりなどで友人から友人へと発信を広めていただいています。


評価を活かす仕組みや体制
他地域やグローバルなコミュニケーションをzoomなどを使い行い、里山にあるものをどのように発信や形に変えていくかディスカッションをしています。0歳から90代の方までが集うこの場所で、多様な社会だけでなく多層社会の中で受け入れtいただくことを考え、皆様からの声を取り入れ、行動しています。


今後の計画
多くの方に訪れていただく仕組みを生かし、アグリツーリズモや教育プログラムを作り、米沢の魅力ある方たちへと繋いでいく。「森に暮らす」の著書の第二弾の出版を進め、米沢の魅力を広く伝える。


米沢への貢献
里山ソムリエの「森に暮らす」はそれ自体、米沢の魅力が満載である。それを発信することで、米沢のファンを作り、あらゆる商品の購入や、米沢の訪問など、交流人口から移住者への発展を促す。また、ここに暮らす人たちにここの魅力を再発掘再評価再導入していることを感謝と共にお伝えし、米沢に暮らすプライドをさらに感じていただけたら嬉しいです。



現在取り組んでいるSDGsの取り組み<参考>
森に暮らす こと自体があらゆるSDGsの達成目標と関わっています。
英語塾 森の稚樹植え森を育てる教室、森のようちえん、コミュニティでの活動、屋敷畑、屋敷森の管理などなど


3.すべての人に健康と福祉を 4.質の高い教育をみんなに 5.ジェンダー平等を実現しよう 11.住み続けられるまちづくりを 12.つくる責任つかう責任 15.陸の豊かさも守ろう 17.パートナーシップで目標を達成しよう


商品やサービスの画像


里山の空き家を自ら改修した里山ビジョンハウスでのyoutube撮影



東京からのツアーで「森に暮らす」を訪れる人たち



高校の校長先生や社会科の先生方が里山の森の歴史とライフスタイルの魅力の視察




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しゃちょう
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たった一度の米沢旅行をきっかけに米沢市に惚れ込んで移住され20年近くになりますかね?
おそらく誰よりも米沢(南原)を愛し、米沢(南原)の良さを発信していただいていると思いますので、引き続きよろしくお願いします!

AWARD
評価 :
     

これはまさに、米沢が将来の持続可能なライフスタイルを実現するために、近い人と遠い人をつなぐ「人が人を呼ぶ」ネットワークを構築するために素晴らしい活動です。