米沢織物商業協同組合(解散)

基本情報

団体
米沢織物商業協同組合(解散)

詳細情報

産品やサービスの内容
・米沢織(呉服、洋服地他)、米沢織を使用した製品、
・日本全国各地での販売促進のための展示会開催など



組合員である証



展示会風景 (ナセBAにて)

挑戦していること
米沢織は上杉鷹山公の殖産振興策により発祥したとされております。時代の変遷とともにきものから、洋装化へとファッションも変化し、販売先もそれに伴い変わってきている。
新規顧客のニーズを的確につかみ提案力を強化する事が新規販路の開拓と販売促進につながっていく。そのためには、1年以上先を見据えての市場調査が必要となる。海外でのプルミエールヴィジョンなど、世界最大のテキスタイル展などの視察を行い、素材開発に活かし国内外のテキスタイル情報を収集し、組合員で情報共有を密にして素材開発の向上に努めていく。ファッションの流行のスピードは早いため、素材提案を定期的に行う等広く米沢織の認知度浸透に努めていく。
組合員は小規模の事業所がほとんどで自力での新規取引先開拓には限度があり、コンサルタントの協力を得て海外を含む新規客先の開拓に挑戦していく。

創造していること
米沢市内での販売会(呉服部門)を開催し、より身近に米沢織を見て触れて感じてもらい、伝統的な民族衣装であるきものの着用促進と需要の拡大を図っていく。米沢織を地元市民がより理解をしてこそ国内外に広くPRが可能になる。
問屋・消費者に対して生産者の顔が見え、より魅力を感じられるように織元毎に商品の説明や米沢織の特徴等を載せたリーフレットを作製し、展示会等で広く米沢織の周知に努めている。

具体的な品質向上への取組み
洋装部門において、これまでは製品になった時点で生地が「米沢織」であるという表示がなく「米沢織」の認知度が低い傾向だった。地域団体商標「米沢織」が平成19年2月に特許庁より認可されたため「米沢織」を製品に明示して「米沢織」のブランドを前面に出して販売するアパレルが増えている。消費者目線に近い市場で人気のブランドに「米沢織」の素材提案を行い、新規製品を作製し販売に繋げていくことが出来れば「米沢織」のブランド認知度の向上に寄与することができる。また、現代の物作りにおいて不当表示や不透明さ、粗製乱造の物作りは信用問題にかかわり取引先はもとより消費者よりSNS等で発信されブランドイメージが傷付き致命的となる。当組合が加盟している米沢繊維協議会のもと、傘下の各種業種が連携をとり産地全体として監視し問題が出ないよう抑止するとともに共通認識をもち品質向上につなげていきたい。

発信者情報
米沢繊維協議会ホームページ、米沢繊維協議会関連フェィスブック等



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