米沢品質AWARD委員会(永井一史審査委員長)は、令和3年10月21日に最終審査会を開催し、二次審査・公開プレゼンテーションに進んだ8件から、4件を「米沢品質AWARD2021」に選定しました。

認証番号 2021-01
道の駅米沢

食べたい部位を食べたい量だけ選べるステーキと、厳密な衛生基準をクリアしての生肉の提供は、これまでなかった「米沢牛」のサービスであり、特に、生で提供しようとしたこだわりは、米沢牛の質の高さを伝える新たな挑戦であること。また、地域振興施設である道の駅で、高品質、創意工夫に富んだ地域の食の魅力を提供する試みは、全国的にみても貴重で、お客様に米沢での特別な体験を実感していただけるサービスであること。そして、ここで処理した生肉を、市内同業者店舗にも提供しているほか、今後は、首都圏の米沢牛取扱い店舗への提供も予定しているなど、米沢と米沢牛の更なる認知度向上に寄与することが期待されての受賞になります。
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認証番号 2021-02
NPO法人青空保育たけの子

豊かな自然環境の中で、子どもたちが今しかできない遊びや体験を、自ら考え、決め、さらには子ども同士が話し合って、もっと楽しい遊びを求めていくという、のびのびとたくましく育てる野外活動、加えて、敷地内で採れる山菜や梅、栗、柿といった果樹、そして穀物と野菜をメインにした給食は、過保護とは対極ともいえる、子どもの五感を最大限に磨く保育であり、全てが自然と共に育つ優れた取組であること。また、ここの保育を受けたいために米沢に引っ越した家族もいるなど、移住・定住先として、教育という分野から米沢を選んでもらえる要素をもったことも評価されての受賞になります。
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認証番号 2021-03
株式会社ニューテックシンセイ

自社のもつ樹脂や金属加工技術と、置賜産木材という地域資源を活用し、子どもたちに自然の魅力を感じてもらう玩具を創りたい、その思いから、100分の1ミリ単位で加工するという、高い技術力を活かして出来上がった木製ブロックは、世界初となる無垢材を使用した木製ブロックで、非常に高い精度とクオリティ、そして木の質感と温かみを感じさせ、今までなかった新たな価値と品質を生み出しました。また現在の社会的背景である、森林、里山、SDGsという観点から、森づくり活動に参加し、広葉樹の間伐材という、廃棄資源を有効活用したことは、世界でもこれらの先駆けと言える取組であることも評価されての受賞になります。
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認証番号 2021-04
株式会社nitorito

米沢織を元気にしたい、そして存在感を高めたいという思いから、米沢織の新しい在り方に対する挑戦で、米沢織の個性、とりわけジャガードの織りと編みを、デザインの力で、ストールという魅力的なプロダクトに落とし込んだ、良い意味での米沢織のイメージをくつがえしながら、新たな米沢織のストーリーを生み出した取組が評価されました。そして、デザインには米沢の自然や風景と、メイドインヨネザワを文字として落とし、この商品の産地、米沢を知っていただきたいという熱い想いをもって取り組んでいること、またSDGsの観点から、残り布の有効利用など、環境負荷を減らす提案を行っていることも評価されての受賞になります。 なお、nitoritoは、2019年に続き、再挑戦しての受賞になります。
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